【幽影戦】対水上編成の組み方のコツを徹底解説!(2024/9更新版)

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幽影戦で大ダメージを出すためのコツをまとめました。
ここでは「対水上」の編成について解説しています。
これを読んで、めざせユウエイマスター!

この記事の作成にあたり、闘撃戦ランカー常連の殺らん気さん(→X)に監修して頂きました。殺らん気さんありがとうございます。

幽影戦とは

幽影戦は、高いHPを持った敵艦隊を殲滅していくコンテンツです。
といっても、対人戦とは全く方向性は違います。
幽影戦は、簡単に言えば、味方の攻撃力とダメージを極限まで上げ、手数を増やして敵艦隊を殴るゲームです。
幽影戦は一週間でどこまで先のステージまで行けるかを競う競技なので、なるべく少ない出撃回数で敵艦隊を全滅させ、ステージを突破する必要があります。
特に、一回の出撃でステージの敵艦隊を全滅させることを、俗に「ワンパン」といったりします。この「ワンパン」を狙っていきましょう。

ここで、対人戦で使っている艦隊をそのまま幽影戦で使ってしまうと、全くダメージを与えることはできません。幽影戦用の専用編成を組む必要があります。

使うのは戦艦と重巡

幽影戦の対水上ステージでは戦艦・重巡の編成を使用します
戦艦・重巡の編成にする理由はいくつかあって、例えば
①砲撃は火力・ダメージ両方のバフ戦技が充実している
②砲撃には、味方全体の攻撃回数を増やしつつダメージアップができる戦技(連砲強化作戦)がある
③アイアン・ロアや驚天の赤城砲など、水上艦だけでなく潜水艦に対しても高威力で攻撃できる攻撃戦技が多い
といった長所があることが理由です。
他にも、雷撃などと違って「ある程度戦技の代用がしやすい」というのもメリットとして大きいです。

基本編成

筆者が特におすすめしているのが、上のような戦艦2重巡4の編成です。
幽影戦では、下手にアタッカー(戦艦)を増やすよりもバフ担当(重巡)を増やした方がダメージが伸びることが多いです。
また、火力の高いクルーやパーツは数に限りがあるので、アタッカーを減らすことでそれらを集中的に利用でき、結果的にアタッカーの攻撃力を高められるというメリットもあります。
筆者もこの編成でやっています。
この記事でも、この艦2重巡4の編成を前提として紹介していきます。

配備について

戦艦への基本的な載せ方

幽影戦では基本的に火力のみを重視して配備(パーツとクルー)を組みます。
対人戦では速力とか色々高める必要がありますが、幽影戦ではそれらは一切高める必要はありません。必要なのは純粋な火力のみ!

クルーは基本的に火力が高い順に採用しましょう
中でも、「砲撃」に分類されるクルーは、他のクルーよりも火力値が高いという特徴を持ちます。
まずは火力が高い順に採用してみましょう。

パーツも原則「火砲」に分類されるパーツを火力の高い順に載せましょう。他は要りません。

取り敢えずこんな感じ

クルーの技能を意識して配備しよう

ここで注意したいのが、クルーの技能。
「火力上昇」や「火力強化」のなどの火力アップ技能を持っているクルーを優先的に配備しましょう。採用優先順位は
火力強化Ⅷ > 火力強化Ⅶ > 火力強化Ⅵ > 火力強化Ⅴ > 火力上昇Ⅴ > 火力強化Ⅳ > 火力上昇Ⅳ >…
発動率と火力アップの値を見て決めましょう。
火力アップと比較すると、「砲撃ダメージ強化」「砲撃ダメージ上昇」の技能はそこまで強力ではないです。

糧食で発動率を上げれば、かなりの確率で発動してくれるので、技能の有るクルーと無いクルーで大きく差が出ます。

例えば、このクルーは火力値は高いですが、火力アップ・砲撃ダメージアップの機能がありません。

このクルーは上のクルーより若干火力値が低いですが、「火力強化Ⅴ」の技能を持っています。
こういった場合は、余程火力値に差がない限りは、火力アップ技能持ちの下のクルーを採用しましょう。
クルーの性能差による火力値の低下よりも、クルー技能による火力アップの方が何倍も大きいので、十分もとはとれます。

加えて、軍略戦技や攻撃戦技の不発が痛いので、「戦技発動上昇」技能持ちのクルーを、戦艦には1隻2人ぐらい、重巡には可能なら6枠全てに載せておきたいです。

戦技発動上昇技能持ちはこういうやつ

パーツの技能も大事

一部の砲パーツは「貫通力強化」という技能を持ちます。
この技能がかなり強いです。
他の火力が高い砲パーツで「夜間戦闘」だったり「命中率強化」という技能が付いているものもありますが、基本的に「貫通力強化」の技能持ちのパーツがあればそちらを採用しましょう。

重巡への基本的な載せ方

重巡は戦艦と違い、攻撃によるダメージはそこまで期待できないので、丁字有利や同航戦を引けるように索敵値の高いパーツを沢山積むのがおすすめです。
クルーは、上にも書きましたが、戦技不発対策に「戦技発動上昇」の技能持ちのクルーを多く載せましょう。

こんな感じ

重巡にダメージアップ付きの攻撃戦技や追撃戦技を習得させている場合は、速力の高いクルーやパーツを採用するのも有効です。

「配備記憶」の利用がおすすめ

「配備記憶」機能を用いることで、幽影戦の出撃時に効率的に配備を変更することができます。
使い方は簡単。
①まず、普段の編成を記録します。

②配備画面の右下にある「配備記憶」をタップします。

③こういう画面が出てくるので、何も記録されていないセーブ欄に現在の配備をセーブします(名前を付けておくと安心)。

④必ずきちんとセーブされたことを確認してから、現在の配備を一括解除し、幽影用の配備をします。

⑤何も記録されていないセーブ欄にセーブします(名前付けておきましょう)。

④使う時にロードしましょう。

ただ間違ってセーブとロードをしてしまうと結構ダルいので、毎回よく確認してロードとセーブをしましょう。筆者も何回もやらかしました

使いたい艦艇

基本的に幽影戦向きの戦技(詳しくは後述します)を持った艦艇を採用しましょう。
追加で、錬成効果に味方全体の火力アップや砲撃ダメージアップのある艦艇がいいです。
多少火力値が低い艦でも、その錬成効果に味方全体の火力アップがあれば、錬成に何もない高火力艦よりも何倍も優秀です。

使いたい戦技

基本的に上からオススメ順に並んでいます(2024/8時点)。
分野ごとに、オススメ度をS・A・B(Sが最高)として評価しています(あくまで筆者の評価です)。
戦艦用・重巡用混ざってるので注意してください。
カッコ内はその戦技の所持艦です。

蒼焔祭艦・限定艦戦技は、戦技名を赤色にしています。
メダルで交換可能な艦艇の戦技は、戦技名を橙色にしています。
コラボ限定・過去のイベント報酬・サルベージおまけなどの戦技は、戦技名を緑色にしています。たまに復刻されることもありますが、新規入手は絶望的だと考えてください(勿論既所持なら使ってください)。

バフ系

火力やダメージのアップなど、味方の性能を上げる効果を一般的に「バフ」と呼びます。ちなみに、その逆、敵の性能を下げる効果を「デバフ」といいます。

今の幽影戦のバフの強さの序列的には「ダメージアップ≒攻撃回数増加>その他」です。
ダメージアップと攻撃回数の増加を両立できるという点で、ダメージバフ戦技は連砲強化作戦一強という感じ。

火力アップ系やダメージ倍率系は重複せず、ダメージアップや火力加算、攻撃回数の増加系、攻撃戦技の威力アップ系は重複します。
戦技効果の重複について、詳しくはこちらのページから(ページ内の戦技が割と昔のものですがご了承ください)

火力アップ

重複はしないので、最も火力アップ効果の高いもののみを使ってください。

区分戦技名評価詳細など
哨戒百万馬力の底力
【長門(レイテ沖の鉄城)】  
S現状最強タイの戦艦用火力バフ戦技です。
下の国士奮迅の威風と比べると、味方の国籍を問わず使えるのと、砲撃ダメージアップがあるのが強み。どちらもある場合はこちらを採用しましょう。
所持しているのが恒常艦なので、入手難度も低め。
哨戒 国士奮迅の威風
【三笠(日本海の鉄城)】
S幽影編成を日本艦のみで固めるなら、百万馬力がない場合に有用です。
百万馬力と比較すると、日本艦縛り前提になるのと、砲撃ダメージアップがないところで劣り気味。
あと限定艦の所持戦技なので、入手難度が結構高いです。
軍略気焔万丈の戦陣
【高雄(レイテ沖の雄山)】
A効果は百万馬力や国士奮迅の半分ですが、それらがない場合には十分有用。
軍略武人の覇気
【伊吹(重巡仕様)】
A火力アップの倍率は気焔万丈と同じです。
他の火力バフ戦技がなければ使ってもいいかなという感じ。
限定艦の所持戦技ですし、これより上の戦技があれば使う意味はありません。
軍略奮迅ノ号令
【鳥海(蘭印作戦)】
Bこれ自体の火力アップ値は50%ですが、搭載艦艇の鳥海(蘭印作戦)の錬成効果込みだと80%になり、上の気焔万丈の戦陣などと並びます。
ただ発動率が80%と他と比べて低めなので、大事なところで出ない可能性あり。それを考慮してB評価です。
この中では唯一のメダル交換可能艦なので、上の戦技群がなければ取り敢えずこれで頑張りましょう。
哨戒レジェンズ・ユニオン
【ビスマルク(大西洋の鉄城)】
B外国版国士奮迅。
海外艦6隻で固めれば火力180%アップになりますが、幽影では海外艦が錬成等の関係で現状あまり強くないため据え置き。
中途半端に海外艦を2~3隻ぐらい採用してこれを使うぐらいなら、日本艦編成で百万馬力か国士奮迅を使った方がいいです。

ダメージアップ

軍略戦技のダメージアップ戦技は「戦闘終了まで」効果が持続するものが強いです。
また、哨戒戦技でのダメージアップは、軍略戦技とは異なり一度きりの発動になるので、「戦闘終了まで」のダメージアップ効果を持った軍略戦技と比べると、どうしても劣ってしまいます。

火力値の加算系はあまり効果はないみたいです。多分、錬成効果や旗艦技で超数値が上がった後にほんの少しだけ数値が上がるような感じなので、期待しない方が良いと思います。

区分戦技名評価詳細など
軍略連砲強化作戦
【妙高(主砲改装)】    
S現状最強のダメージバフ戦技です。
全体の砲撃ダメージアップをしつつ、攻撃回数を増やせます。
重巡の枠はほぼ全部これで良いと思います。
恒常艦の戦技なので、コツコツ数を増やしていきましょう。
軍略 蒼き海の戦歌
【妙高改】
S連砲強化作戦に次ぐ上位バフ戦技です。
大幅なダメージアップの効果もありますが、これを1枚入れるだけで敵全艦種へのダメージ倍率を2.5倍にできるのが大きな強みです。
火力加算は効果あるかは微妙。
連砲強化作戦のように数は必要なく、1枚あればいいです。
祭艦の戦技なので復刻が来たら取りましょう。
軍略援舞の高雄‐弐
【過去イベント報酬】
A軍略ダメージアップとしてはかなり優秀な戦技です。
連砲強化作戦が足りなければ使ってください。
過去の周年イベントの報酬戦技です。再入手は絶望的。
軍略不屈の心魂
【最上(艦橋改装)】
Aターンによって効果が変わる系のダメージアップ戦技です。
3ターン目の発動時には220%のダメージアップになっているので、下の不屈の驀進とかと比べると優秀。
所持艦の最上(艦橋改装)の錬成効果でもう少し上がります。抽出はせずに使うのがおすすめ。
軍略不屈の驀進
【超甲巡(武装強化仕様)】
A砲撃ダメージアップの効果は中の中ぐらい。
所持艦の超甲巡(武装強化仕様)の錬成があっても厳しいです。
火力値加算は微妙。
祭艦戦技ですが、もうかなり古いです。今から取りに行く必要はありません。
軍略天地を紡ぐ号令
【過去イベント報酬】
A砲撃ダメージアップとしてはまぁまぁの数値です。
過去の周年イベントの限定戦技です。
先駆大天狗の襲砲
【鞍馬】
A味方の砲撃ダメージを毎ターン50%上昇させられます。
発動率が下がらないので、軍略と同じ感じで使えます。それ以外のメリットは特になし。
哨戒永遠に燃ゆる大和魂
【過去サルベージおまけ】
B戦艦用の自身のみのダメージアップ戦技です。
ダメージアップは100%と高そうですが、上にも書いたように、哨戒戦技の発動は一度きりなので、毎ターン発動して効果を積み重ねていける軍略戦技には劣ってしまいます。
自身の攻撃戦技の威力も80%アップするので、後ほど紹介しますが、数多の轟砲などの「威力は低めだけど攻撃回数が多い攻撃戦技」を使う場合は効果は実感できると思います。
なお過去のサルベージのおまけ戦技。再入手は厳しいです。
哨戒不撓の出陣
【戦艦天城】
B攻撃戦技威力アップがないこと以外は、永遠に燃ゆる大和魂とほぼ同じです。
HPを消費して永劫の砲炎の再行動効果を狙うならありかも。

味方のダメージアップの効果増幅

上のダメージアップ戦技の効果増幅が可能な戦技群です。
超強力です。
味方のダメージアップ戦技の数が増えるほど効果は絶大になります。
自身にしか増幅効果のないアタッカー(戦艦)用と、味方全体の増幅効果があるバフ艦(重巡)用の2種類があります。

アタッカー用

自身のみに砲撃ダメージアップ効果の増幅が可能な戦技です。重巡が所持している戦技もありますが、戦艦に載せて使います。
1つの艦に2種類載せるのもいいかもですが、そうすると他の戦技のための枠が足りなくなりそうな気がします。

区分戦技名詳細など
哨戒戦磨の交響
【古鷹(サボ島沖の雄山)】
S「ヤマト」と呼ばれるものの完全上位互換。
メインアタッカー戦艦には必須級の戦技です。是非とも採用したいところ。
火力値加算はそこまでおいしいかは微妙。
哨戒 「ヤマト」と呼ばれるもの
【戦艦大和(対地攻撃型)】
A自身への砲撃ダメージアップが30%少ないのと、火力値5000加算の効果がないのを除けば、戦磨の交響と大体同じ。
過去コラボ限定の戦技なので入手不能なのが残念ポイント。
バフ艦用

全体への増幅効果があります。
基本的に1隻で1つまでしか発動しません。
最終的には全ての重巡に載せたいところ。
なお、1つの重巡に2種類以上載せると、軍略ダメージアップ戦技の数が減り、効果が落ちます。注意。

区分戦技名詳細など
哨戒超絶ナル砲撃術
【超甲巡(副砲搭載)】 
S周到ナル布石の完全上位互換。
是非全ての重巡用に揃えたい戦技です。
ただ限定艦の戦技なので入手難度は高いです。
哨戒 周到ナル布石
【石狩】
A味方全体への砲撃ダメージアップ増幅戦技。
増幅が10%と低いので、所持艦の石狩の錬成効果ありきという部分もあると思います。
祭艦の戦技ですし、これよりも効果が高い超絶ナル砲撃術があるなら絶対そちらを採用してください。今から狙いに行く価値はないです。

攻撃回数増加

攻撃回数増加もかなり効果が大きいです。ダメージアップとタメを張れます。
上にも書きましたが、基本的にはダメージアップと攻撃回数増加を両立できる連砲強化作戦が最強です。
筆者が、試しに幽影編成に積まれている連砲強化作戦を全て蒼き海の戦歌に変更してみたところ、射撃演習のスコアがガクンと下がりました。蒼き海の戦歌はダメージアップが120%なのに対し、連砲強化作戦は70%と低いですが、連砲強化作戦の攻撃回数2回増加がかなり有効に働いているということになります。

それ以外(ダメージアップ無しで攻撃回数だけ増える戦技)の場合は、先程紹介した「ダメージアップの効果を増幅させる戦技」が沢山あればダメージアップを採用した方が良いです。

区分戦技名詳細など
軍略連砲強化作戦
【妙高(主砲改装)】    
Sダメージアップの項目でも紹介しました。
味方のダメージアップと攻撃回数増加を両立でき、しかも1隻で何個も発動できるため、塵も積もれば10回20回の攻撃回数を増やすことができます。
ダイヤサル等で頑張って集めましょう。
哨戒攻戦ノ巧手
【戦艦加賀(近代化改修)】
A自身への火力値加算 & 攻撃回数を4回増やす戦技。
速力値の火力値への加算はそこまで強力ではないです。攻撃回数を4回増やす方がメイン。
祭艦ですが、そこまで重要視して取りに行くほどではないかなという感じ。
軍略インクリースアタック
【アイオワ(マリアナ海戦)】
B唯一、「戦闘終了まで」の持続効果を持った軍略の攻撃回数増加戦技です。
ターンが経過するごとに自身の攻撃回数が増えていき、3ターン目には3回増加になります。
4回増加の攻戦ノ巧手には及ばず、しかも自身のみなのでこの評価。
哨戒 熟練ナル整備
【山城(スリガオ海戦)】   
B味方戦艦の攻撃回数増加戦技。たった1回、されど1回。
戦艦にしか習得させられないので、戦艦2重巡4の編成だと、回数的に攻戦ノ巧手に劣ります。
HPを消費して永劫の砲炎の再行動効果を狙うならありかも。
軍略連撃の心得
【ギルドの証交換所】
B攻撃回数増加戦技。たった1回、されど1回。
ギルドの証交換ショップで交換可能な戦技です。
上のダメージアップ戦技群がなければ取っておくのがいいかも。

ダメージ上昇倍率アップ

幽影戦に必須の概念に、ダメージ上昇倍率というものがあります。
簡単に説明すると、ダメージ上昇倍率を上げることで、敵艦への攻撃力をその倍率だけ倍にすることができます。例えば、蒼き海の戦歌の場合、敵全艦種へのダメージ上昇倍率を2.5倍にできるので、味方が敵艦に対して行う攻撃のダメージを2.5倍にできます。
素の状態だと、戦艦・重巡は軽巡・駆逐に対してのみ1.5倍のダメージ上昇倍率があるのですが、戦技を用いることで、さらに特定の艦種、または敵全体に対するダメージ倍率も上げることができます。
このダメージ倍率アップは重複しないので注意(最大倍率が適用されます)。
なお、後ほど紹介するクリティカル倍率アップとは関係ありません。

区分戦技名評価詳細など
軍略蒼き海の戦歌
【妙高改】  
Sダメージアップの項目でも紹介しました。
全艦種に対してのダメージ上昇倍率を2.5倍にできるので、潜水に対しても2.5倍のダメージ上昇倍率で挑めます
編成に1つ入れておきたい戦技です。
攻撃未来を託す意志
【みらい(最後の任務)】  
A重巡のバフ付き攻撃戦技です。
砲撃ダメージアップに加え、発動ターン中、敵水上艦へのダメージ倍率を2倍に上げることができます。2.5倍の蒼き海の戦歌には劣りますし、潜水に対してはダメージ上昇倍率が上がらないのが欠点です。
また、バフ付きの攻撃戦技は、2回目以降の発動率が低下することに注意しなければなりません。
コラボ限定ですし、上位互換(蒼き海)がもうあるので使う機会はないかな…
攻撃巧妙なる砲手
【妙高(主砲改装)】
B重巡の攻撃戦技です。
発動ターンのみ、敵戦艦・空母へのダメージ倍率を2倍にすることができます。
攻撃戦技の2回目以降の発動率低下もありますし、蒼き海の戦歌があれば勿論そちらの方が倍率が高いので、入手できるまでの繋ぎとしての採用ならありかと思います。

クリティカル倍率アップ

味方や敵が攻撃を行った際、一定確率で「クリティカル」が発生します。
クリティカルが発動すると、ダメージが通常よりも大きくなります。
このゲームでのクリティカル発動時のダメージ倍率(以下、クリティカル倍率)は、通常時の1.5倍です。
ですが、そのクリティカル倍率をより大きくする戦技が存在します。
対人では使うことは少ないですが、ダメージを大きくしたい幽影戦では必須です。
クリティカル倍率もクリティカル率も重複はしないので、編成に1つだけ入れておきましょう。

区分戦技名評価詳細など
軍略遷塵の理
【妙高(レイテ沖の雄山)】
Sクリティカル倍率を1.5倍→4倍にできる、現状最強のクリティカル倍率アップ戦技です。
これ一枚で味方のクリティカル倍率とクリティカル率の大幅アップを行えます。
恒常入手可能なのも強み。
軍略夢想一心
【戦艦大和(垂直式ロケット弾)】   
S自身のみのクリティカル倍率を3.5倍にできます。
ですが遷塵の理の4倍には及ばないので、それがあれば使うことはありません。
過去のコラボ限定戦技なので、再入手は絶望的です。
軍略極点狙う知恵
【加古(グアム島攻略作戦)】
Aこれも1.5倍→3倍と、遷塵の理には及びません。
ですが、入手できるまでの繋ぎとしては十分機能すると思います。
恒常入手可能。
軍略 黄金の矜持
【過去イベント報酬】
B過去のイベント限定戦技です。
味方のクリティカル倍率を2倍にできます。
機能は下の会心ノ号令とほぼ同じ。
軍略会心ノ号令
【那智(アッツ島沖海戦)】
B味方のクリティカル倍率を2倍にできます。
この表の戦技の中では唯一メダルで交換できます。
上の戦技群がなければ、迷わず取っておきましょう。

攻撃戦技の威力アップ

攻撃戦技は大きく分けて2つに分類されます。一つは、クソデカ威力だけど連続攻撃の回数が少ない戦技(驚天の赤城砲アイアン・ロアなど)、もう一つは、威力は低めでも連続攻撃回数が多い戦技(数多の轟砲伝説の主砲射撃など)です。
攻撃戦技の威力アップ戦技は、後者に対してより強い効果を発揮します。具体的に言えば、攻撃戦技の威力を増やす戦技は、その攻撃戦技の連続攻撃の回数が多いほど効果を発揮します。
ここから先はその説明なので読み飛ばしていただいても大丈夫です。

例えば、誓願の船出(味方の攻撃戦技威力を30%加算)が発動した状態での驚天の赤城砲(敵艦4隻に威力3000%で1回攻撃)と数多の轟砲(敵艦3隻に威力400%で7~10回攻撃)による攻撃威力を「攻撃戦技の威力 × 攻撃回数 × 攻撃対象にできる敵艦数」の式に当てはめて比較すると、

驚天の赤城砲 素の攻撃威力 3000 × 1 × 4 = 12000       
       威力アップ後 ( 3000 + 30 ) × 1 × 4 = 12120 

数多の轟砲 素の攻撃威力 400 × ( 7 ~ 10) × 3 = 8400 ~ 12000
      威力アップ後 ( 400 + 30 ) × ( 7 ~ 10 ) × 3 = 9030 ~ 12900

どちらも同じだけの威力アップをしているのですが、驚天の赤城砲は威力アップによる増加が1.01倍のみなのに対して、数多の轟砲は1.08倍になっています。
これは、上の式の「攻撃回数 × 攻撃対象にできる敵艦数」の積が多ければ大きいほど、威力の加算分(誓願の船出の場合は30)も大きな数で乗算されることになり、その分最終的な増加幅も大きくなるからです。

つまり、威力は大きいけど攻撃回数が少ない系の攻撃戦技に対しては、攻撃戦技の威力アップはそこまで効果は大きくありません
そういう攻撃戦技を使っている場合は、普通にダメージアップを使ってください。
逆に、威力は低めだけど攻撃回数が多い攻撃戦技に対しては、威力アップは効果が大きいです。積極的に使っていきましょう。

区分戦技名詳細など
哨戒 旗鼓堂々の戦陣
【筑摩(フィリピン海の雄山)】
A味方の攻撃回数1回増加 & 攻撃戦技威力加算。
一応重ね掛けはできますが、汎用性を求めるなら2回増加でダメージアップもある連砲強化作戦の方が優秀。
哨戒グレーター・シャーデン  
【ドイッチュラント(通商破壊作戦)】
A自身には80%、自身以外には40%の加算を付与できます。
誓願の船出の完全上位互換です。
メダルで交換できます。
HPを消費して永劫の砲炎の再行動効果を狙うとかならありかも。
哨戒誓願の船出
【筑摩(ミッドウェー海戦)】
B自身を含む味方全体に30%の加算を付与できます。
メダルで交換できませんし、グレーター・シャーデンの方が効果は高いです。

再行動・再発動

「再行動」と「再発動」は、幽影戦において必須級のものです。
再行動ができるようになると、1ターンの間に2回行動できるので、手数を増やすことができます。
また、攻撃戦技を再発動できれば、強力な攻撃戦技を連発することができ、こちらも大ダメージを狙えます。
必要な戦技を揃えなければなりませんが、これらを組み合わせて用いることで、アタッカーは最高のパフォーマンスを発揮します。
なお、再行動・再発動ともに重複はしません

再行動

重複はしないので、1つの編成に1つだけで十分です。

区分戦技名評価詳細など
軍略双舞の影斬
【扶桑(スリガオ海峡の鉄城)】   
S全体に再行動を付与する戦技。
特徴は、1ターン目のみ味方全体の攻撃戦技の発動率が低下しないことで、1ターン目のみですが、攻撃戦技を確実に連発できます。
恒常艦なので入手難度は低め。積極的に狙っていきたい。
軍略栄光の制圧射撃
【大和(サマール沖海戦)】
S味方戦艦・重巡のみに再行動を付与する戦技。
制圧射撃付きですが、制圧射撃自体の攻撃力はそこまで高くないので、おまけ的なものと思った方がいいです。
所持しているのが祭艦なので、入手難度は高いです。
軍略タクティクス・エボルヴ
【ジャン・バール】
Aこの戦技を発動した艦艇と味方海外艦のみに再行動を付与する戦技。
さすがにアタッカー戦艦が2隻とも海外艦というのは錬成と戦技的に無理があるのでA評価。
日本戦艦全てに載せれば一応再行動はできますが、上の戦技に比べると、枠が一つ潰れるというデメリットがあります。
メダル交換可能艦の戦技ですが、実用性は微妙。
軍略 永劫の砲炎
【山城(航戦仕様)】
B(条件付きの)自身のみの再行動戦技。
上の全体再行動戦技がない場合に使ってもいいかなという感じですが、自身のHPを50%以下まで減らす必要があるので、そのハードルが高いです。
一応限定艦の戦技なので、入手機会も少ないです。

再発動

自身の攻撃戦技を一度だけ再発動させることができる戦技です。
全てのアタッカーに採用したいです。

区分戦技名評価詳細など
軍略勇みし進航
【霧島(夜戦改装)】
S剛き進航の上位互換。
自身の攻撃戦技の再発動ができるとともに、非常に高威力な先駆戦技を発動させることが可能です。
軍略剛き進航
【金剛(ソロモン海の鉄城)】 
A先駆戦技がない以外は勇みし進航とほぼ同じ。
限定艦なので、これを狙うよりは恒常艦の勇みし進航の方が入手難度は低いと思います。

攻撃戦技の発動率アップ

攻撃戦技は通常、一度発動すると二度目以降の発動率が大きく低下します。
これは、継続して大ダメージを出す必要がある幽影戦では大きな損失です。
そこで、「味方全体の攻撃戦技の発動率を上げる」戦技が必要になります。

発動率アップの戦技には大きく分けて2種類あり、戦技の説明文に『一度だけ』という文言が付くものと付かないものがあります。
この『一度だけ』という文言がある戦技は、再行動時には発動率アップの効果が適用されません。
なので、再行動を用いる幽影戦では『一度だけ』の文言がない戦技を使うのがおすすめです。

区分 戦技名評価詳細など
軍略悠久の戦場へ
【超甲巡(副砲搭載)】    
S現状最高級の攻撃戦技発動率アップ戦技。
これは『一度だけ』の文言がない戦技なので、味方の再行動時にも攻撃戦技を発動できる可能性がかなり高いです。
ただし1ターン目の再行動時だけは発動率が上がらないので、双舞の影斬でカバーが必要。
あと所持しているのが限定艦なので、入手難度は高め。
軍略那智山の冥助
【那智(レイテ沖海戦)】
A『一度だけ』の文言がある以外は、悠久の戦場へとそこまで変わりありません。
恒常艦ですが、再行動を使うなら厳しいかも。
軍略追憶の海戦
【過去イベント報酬】
B自身のみの発動率を上昇させます。
『一度だけ』の文言があるのと、60%アップなのがやや心もとない感じがします。
軍略闘志の鈴音
【鈴谷(ソロモン海戦)】
B味方の発動率を『一度だけ』30%アップさせます。
さすがに30%アップ1つだと厳しいので、これを複数枚使用することが前提になり、その分重巡のバフ枠を削ることになります(鈴谷の錬成で多少は上がりますが気持ち程度です)。
祭艦の戦技で入手難度だけは高いですが、使うことはないでしょう。

戦艦の攻撃・追撃戦技

幽影戦では、なるべく攻撃威力が高く、攻撃回数が多く、対象攻撃艦数が多い攻撃・追撃戦技を用いましょう。
ある攻撃戦技が幽影戦に向いているかどうかを考えるときには、
(その攻撃戦技の威力)×(その攻撃戦技の攻撃回数)×(その攻撃戦技で攻撃対象にできる艦数)
を計算するとよいです。
その数値が高ければ高いほど、幽影戦に向いている攻撃戦技ということになります(三銃の轟弾のような特殊な挙動をする戦技は例外ですが)。

また、先程の計算式の(その攻撃戦技で攻撃対象にできる艦数)の部分を除けば、敵艦1隻あたりへの攻撃威力を計算できます。
幽影戦では、敵の旗艦のHPのみが随伴艦と比較して超高いので、最終的に旗艦1隻のみが残るという状況が多いです。

また、現在では爆雷よりも砲撃の方が圧倒的にバフ数が多いため、潜水艦のみが相手のステージや、水上艦と潜水艦の混成が相手のステージも砲撃のみで処理するのがおすすめです。
そのため、潜水艦も攻撃できる攻撃戦技を用いることを推奨します。

 

攻撃戦技

戦技名潜水艦
への
攻撃の可不可 
評価詳細など
驚天の赤城砲
【戦艦赤城(夢想の鉄城)】
S現状最大威力の攻撃戦技です。
潜水艦も同時に攻撃できるので、潜水ステージや混成ステージにも対応できます。
ただ祭艦の戦技なので入手難度は高いです。
特種弾飽和攻撃
【大和(対ゴジラ兵装)】
S驚天の赤城砲と比べると、対6隻での威力は若干劣るものの、対単艦威力では勝ります。
ただコラボ限定戦技です。再入手は絶望的。
アイアン・ロア
【ビスマルク(大西洋の鉄城)】
S筆者の推し攻撃戦技です。
対潜攻撃もできる上に、S評価のものの中でも入手難度が低いのが最大の強み。
また、味方に海外艦を3隻以上入れると、驚天の赤城砲をぶっちぎる威力を発揮します。
海外艦を用いる編成例は下で紹介します。
数多の轟砲
【長門(レイテ沖の鉄城)】
S水上艦のみが対象なのと、攻撃回数がランダムなのが玉に瑕ですが、それ以外はかなり優秀な攻撃戦技です。
対単艦威力もかなり高いです。
連続攻撃の回数が多いため、旗鼓堂々の戦陣などの「攻撃戦技の威力を増やす」戦技と相性がいいです。
しかも恒常入手可能なので入手のハードルは低め。
衝夜の霧島砲
【霧島(夜戦改装)】
S驚天の赤城砲の下位互換的存在。
潜水艦も攻撃できる攻撃戦技です。
戦闘終了まで発動率が低下しないので、悠久の戦場へなどの攻撃戦技の発動率アップ戦技が不要というメリットがあります。
ただ、敵水上艦6隻が対象ということもあって、対単艦威力がかなり低いです。
それが気にならないなら採用してもいいかなと思います。
伝説の主砲射撃
【大和(サマール沖海戦)】
S水上艦のみが対象なので使いづらさは否めないですが、数多の轟砲と違って固定で大ダメージを狙いやすいです。
祭艦ですが、今から狙う意味は正直ないです。幽影目的なら戦艦赤城(夢想の鉄城)を取りましょう。
動地の大和砲
【大和(竣工時)】
S潜水処理可能な大威力攻撃戦技。
潜水艦も砲撃で処理したいなら、上の水上艦のみを攻撃できる戦技群よりも優先して使っていいと思います。
祭艦ですが、戦艦赤城セットに全て持っていかれたので、ピックアップも少なくなってきています。今から狙う意味はないです。
果敢なる大和砲
【過去サルベージおまけ】
S上の戦技群には劣ってしまうものの、数値は割と優秀。
過去のサルベージおまけです。
80センチ特装砲
【ビスマルク(特別改装)】
S筆者的に、ギリ幽影で有効かなレベルです。
潜水は処理できないですが、水上に対しては結構出ます。
でも絶対に対人向け。対人で使ってあげてください。
過去のコラボ限定戦技です。
三銃の轟弾
【大和(坊ノ岬沖の鉄城)】
A戦技発動率が下がらず、高威力で先駆・攻撃・追撃と何回も撃てて強そうな感じがしますが、最終的な威力はそこまでありません。
なぜなら、1回の発動あたりの威力はそこまでないので、再発動・再行動で発動を繰り返してもあまり伸びないからです。
あまりおすすめはできません。
栄夢ノ貫弾
【モンタナ(夢想の鉄城)】
A余ってたら使ってもいいかなレベル。
戦技効果での再発動が強そうですが、同じく再発動系戦技の剛き進航との相性は悪いです。
祭艦。これも絶対に対人の方が向いてます。
積み重ねし祝砲
【過去イベント報酬】
Aこれも振れ幅が大きい攻撃戦技ですが、上のものがなければ使いましょう。
過去のイベント報酬なので再入手は難しそうです。
首おいてけ!
【大和(島津豊久)】
A対単艦威力はなかなかのものですが、6隻を相手にする幽影戦だとやはり劣ってしまう印象。
過去のコラボ限定です。
鬼神咆哮
【戦艦大和(最期の航跡)】
A過去のコラボ限定です。再入手は絶望的。
轟然たる斉唱
【金剛(ソロモン海の鉄城)】
B発動するたびに威力が加算されるのがいかにも強そうな感じ出してますが、何度発動してもS評価の戦技たちの威力には及びません。
破盾の神弾
【扶桑(スリガオ海峡の鉄城)】
Bどう考えても対人向きの攻撃戦技です。
所持艦の扶桑(スリガオ海峡の鉄城)は錬成もそこそこ良く、もう一方の戦技は超優秀なので、繋ぎ程度には使っていいかなと思います。
対地艦砲射撃
【戦艦大和(対地攻撃型)】
B連続攻撃の回数にランダム要素があるので、振れ幅が大きいです。
過去のコラボ限定です。
山衹の怒砲
【山城(スリガオ海戦)】
Bほぼ上の対地艦砲射撃と同じです。
恒常入手可能ですが、今から使うのは微妙そう。
天之御影ノ名刀
【過去サルベージおまけ】
B潜水も攻撃可能な攻撃戦技。
威力自体は全く出ないですが、潜水を優先して狙う特性を生かして潜水処理ができるかも。
なお過去のサルベージのおまけ戦技なので、現在は入手不能です。
崇高なる長門‐弐
【過去イベント報酬】
B過去の周年イベントの配布報酬です。
威力的にはそこそこあるので、攻撃戦技が足りなければ使ってもいいかも。
アディショナル・アタック
【ワシントン(ソロモン海戦)】
Bここにきて初のメダル交換可能艦。
かなり妥協レベルです。味方にアメリカ艦が1隻以上編成されていないとダメージがガタ落ちですし、対単艦威力は超低いです。
どうしても攻撃戦技が足りなければ使いましょう。
フェイタル・ショット
【ジャン・バール】
Bこれもメダル交換可能です。
威力的には終わっていますが、一応海外艦に載せることで威力が1.3倍になります。
どうしても攻撃戦技が足りなければ、海外艦に載せるなど工夫して使う必要があります。
使いづらい!

正直、A評価から下のものは、使ってる人をそうそう見かけないです。
特に、B評価の中~下の方は本当に妥協点レベルなので、どうしてもS~A評価の戦技がない場合に繋ぎで使う程度のものだと考えてください。
とはいえ、S評価の戦技群は祭艦やコラボ艦が主なので、時間をかけてでも徐々に復刻などで集めていくのが大事です。

追撃戦技

追撃戦技は、攻撃戦技とは異なり、戦闘終了まで戦技発動率が低下しません。
攻撃戦技の再発動・再行動と併せて発動させることで、アタッカーの手数を増やすことができます。

戦技名潜水艦
への
攻撃の可不可
評価詳細など
揚意の追進
【戦艦赤城(夢想の鉄城)】
S追撃戦技でありながら、対6隻編成では驚天の赤城砲と同等レベルの威力を誇ります。
祭艦の戦技ですが、可能であれば採用したいです。

重巡のダメージアップ付き攻撃戦技

重巡の5枠目が攻撃戦技指定だったりすることも多いです。
その際に、ダメージアップ効果を持った攻撃戦技を搭載することで、その枠を有効活用することが可能です。
また、軍略戦技の効果で重巡が再行動できる場合、ダメージアップ付きの攻撃戦技を連続で発動でき、場合によっては軍略戦技よりもダメージアップ効果を大きくできることがあります。
潜水編成や混成編成を砲撃で相手する場合、できれば潜水艦も同時に攻撃できるものがおすすめ(水上艦のみを対象にする攻撃戦技だと、敵の水上艦が全滅してしまったら発動することができなくなってしまいます)。
伏舟の砲とか闘神の乱舞とか。

編成例

基本的な組み方

あくまで一例ですが、個人的な理想構成はこんな感じです。

妙高
(レイテ沖の雄山)   
妙高改超甲巡
(副砲搭載)
超絶ナル砲撃術超絶ナル砲撃術超絶ナル砲撃術
連砲強化作戦連砲強化作戦連砲強化作戦
連砲強化作戦連砲強化作戦連砲強化作戦
遷塵の理蒼き海の戦歌連砲強化作戦
伏舟の砲闘神の乱舞悠久の戦場へ
加古‐極戦艦赤城
(夢想の鉄城)
霧島
(夜戦改装)  
超絶ナル砲撃術戦磨の交響百万馬力の底力
連砲強化作戦双舞の影斬勇みし進航
連砲強化作戦勇みし進航驚天の赤城砲
連砲強化作戦驚天の赤城砲衝夜の霧島砲
連砲強化作戦揚意の追進揚意の追進

実際にこの編成で試したわけではないですが、1京ダメージ以上は確実に出るはず。
あくまで戦技的な理想の話なので、加古‐極とかはもっと適した艦がいればそちらで。錬成の良い課金極艦があればそちらの方が良いです。

戦艦は再行動戦技と再発動戦技を両方使い、1ターンに最大3回攻撃戦技を撃てるようにしています。
重巡は、クリティカル倍率とか戦技発動率とかの必須戦技の他は全て超絶ナル砲撃術連砲強化作戦で埋めています。
足りない艦や戦技は色々代替品で補うとそれっぽくなると思います。
特に、悠久の戦場へがない場合、戦艦の攻撃戦技はいくつか増やす必要があります(那智山の冥助で代用する場合も結構発動が怪しいので、攻撃戦技は2~3枚あると安心です)。

海外艦入りアイアン・ロア編成

戦艦赤城セットが足りない!という場合に有効(だと筆者が思う)編成です。
海外艦を3隻以上編成して、アイアン・ロアを3000%で使えるようにした編成です。ここで挙げる編成とは若干違いますが、筆者も愛用していました。
この状態のアイアン・ロアは、理論上は先程の驚天の赤城砲の1.5倍の威力を出せます。
ただ海外艦を入れることで錬成バフが下がるので、それでどうかなといった感じ。ぶっちゃけ色々揃ってる人は止めた方が良いかもしれません。

超甲巡(副砲搭載)妙高改ノーフォーク‐極
超絶ナル砲撃術超絶ナル砲撃術超絶ナル砲撃術
連砲強化作戦連砲強化作戦連砲強化作戦
連砲強化作戦連砲強化作戦連砲強化作戦
遷塵の理蒼き海の戦歌連砲強化作戦
悠久の戦場へ闘神の乱舞伏舟の砲
ザラ‐極ビスマルク
(大西洋の鉄城)
霧島
(夜戦改装)
超絶ナル砲撃術戦磨の交響百万馬力の底力
連砲強化作戦レジェンズ・ユニオン蒼き海の戦歌
連砲強化作戦双舞の影斬勇みし進航
連砲強化作戦勇みし進航アイアン・ロア
伏舟の砲アイアン・ロア衝夜の霧島砲

戦艦はビスマルク(特別改装)があればそちらもありかも。ただ戦技枠に余裕はなくなります。
重巡は、5枠目が軍略のノーザンプトン‐極とかペンサコーラ‐極(ともに過去の総力戦報酬)があればそちらを採用してください。

色々と中途半端で改善の余地がかなりありそうです。
一応筆者はこの編成で400stまではワンパンできました。ご参考までに。

注意点

EX錬成について

EX錬成は、戦艦重巡ともに、味方全体の火力アップか砲撃ダメージアップにしましょう。
EX錬成計画書‐極 or 天 が足りなければ単体アップでも構いませんが、いずれは全体のアップに置き換えるとよいです。

糧食について

糧食はクルーの技能発動確率が上がるものを選びましょう。
クルー技能による火力アップは「〇〇(砲撃・艦長etc)クルーの火力〇%アップ」よりもかなり大きいです。

↑ 筆者の使用糧食

糧食には、過去のサルベージおまけとかイベント報酬とかの限定品が多いので、若干効果に差はあるかもしれませんが、そこまで問題はありません。

行動順について

重巡にダメージアップ付きの攻撃・追撃戦技がある場合は、戦艦より早く行動させましょう。肝心のアタッカーが、ダメージアップの恩恵をフルで受けられなくなります。
その際、戦艦に載っている「速力強化」「全性能強化」技能持ちのクルーにも注意です。
艦艇のクルーの「速力強化」「全性能強化」技能が発動すると、その艦艇の速力が上がり、艦艇の行動順が想定と異なってしまう可能性があります
どうしても戦艦に「全性能強化」技能持ちのクルーを載せざるを得ない場合は、それが発動した場合でも行動順が狂わないように重巡の速力値に余裕を持たせておくことが必要になります(結構面倒なので、面倒であれば採用しないのが一番です)。

効果の加算とアップの順番

効果の加算とアップの順番には注意する必要があります。
例えば、先程の編成例での戦磨の交響百万馬力の底力の順番ですが、戦磨の交響で火力値が5000加算された後に百万馬力で火力を150%アップできるようにしています。
当然ですが、素の火力値に5000加算した後に2.5倍されるのと、2.5倍した後に5000加算されるのとでは、前者の方が火力値は大きくなります。戦技を組む際には、そういった順番にも注意しなければなりません。

これはダメージアップでも同様です。
例えば、先程の編成例での超絶ナル砲撃術百万馬力の底力の順番ですが、もしこれを逆にしてしまうと、百万馬力の砲撃ダメージアップ効果に対して、超絶ナル砲撃術による「ダメージアップ効果の増幅」が適用されなくなります。なぜなら、超絶ナル砲撃術の効果は「『この戦技発動後の』自身を含む味方水上艦の戦技による砲撃ダメージアップの効果量を50%加算」なので、超絶ナル砲撃術の後に百万馬力を発動させなければ恩恵を最大限に受けることができなくなるのです。

おわりに:必読☆超重要!ギルドメンバーとの連携について

ここまで、幽影戦でのダメージの上げ方について紹介してきました。
幽影戦で高いダメージを出せることは、一種のステータスです。他のギルドメンバー(以下、ギルメン)から一目置かれるかもしれませんし、幽影戦を重視するギルドならば、幽影戦強者は大歓迎されることでしょう。

ですが、ここで大事なのは、幽影戦は局地戦のような「個人競技」では決してなく、ギルメンとの「団体競技」だということです。
どういうことかというと、例えば、幽影戦には潜水艦や混成編成が相手のステージもありますが、そこでもし自分の幽影艦隊に潜水艦を攻撃できる戦技がなかった場合、ギルメンに助けを求めることも大事だということです。
これは潜水や混成のステージに限ったことではなく、例えば、自分がワンパンできる限界のステージが近づいてきたら、無理せずに早い段階で出撃してワンパンしておく、といったことなどもそうです。
そういう「協力」をすることで、ギルド全体として、より先のステージまで進むことができ、自分もより多くの報酬を得ることができます。
頼られて嫌な気持ちになるギルメンはいないと思うので、積極的に助けを求めましょう。助け合い、大事。

長々と書きましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。
読んでくださった皆様のダメージが爆上がりしますように!!

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